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更年期障害が誘発する生活習慣病

更年期障害は心身ともに大きな変化をもたらします。
生活習慣病のリスクが高くなったり、精神的に落ち込みが激しくなったりと、
私達に嬉しくない症状ばかりが出てきてしまいます。


しかし、人によって程度の強弱はありますが、
加齢により訪れる仕方のないものなので、事前にしっかり更年期障害について
理解をしておき、実際になったときに、激しく動揺したり落ち込んだりしないようにしましょう。



更年期障害は加齢により卵巣機能が低下し、女性ホルモン、エストロゲンの分泌が低下します。
結果、ホルモンバランスが崩れ様々な影響をもたらします。
例えば血圧が上昇したり、動脈硬化、糖尿病、高脂血症といった
今までは無縁だったものが、更年期障害によって、生活習慣病が身近になってくるのです。


更年期障害を疑うようであれば、生活習慣病を意識して、
食生活やライフスタイルを見直すことも必要ですし、病院にいって、
更年期障害について受診するのみならず、あわせて生活習慣病の検査を行なってみるのも良いでしょう。


中には、更年期障害なんだから仕方が無い、時期が来れば解決するだろうといって、
様々な症状を放置してしまう人もいます。
しかし、この年代になると、体が訴えている様々な症状は更年期によるものだけではないのです。
純粋に何らかの疾患を患っていることも充分にありえるので、
更年期のこの時期は、何か気になることがあれば、すぐに受診したほうが良いでしょう。


しかし、逆に過剰に心配すぎることもよくありません。
先に述べたとおり、更年期のこの時期は、気分的に落ち込みやすいというのも
特徴的な症状の一つです。
「更年期障害により生活習慣病にかかってしまうのではないか」などと
今後の人生を悲観的に捉えていると、更に抑うつ状態が強くなることもあります。
あまり過剰に心配することなく、しかしある程度は体に注意して更年期を乗り切ってください。