ようこそ! 「更年期障害」へ
ポータルトップ >  ホーム >  更年期の症状  > 更年期とよく似た症状の病気


更年期とよく似た症状の病気

更年期になると身体的・精神的に色々な症状が出てきます。
ここで注意して欲しい事は、「更年期の症状だからいずれ治るだろう」と
体からのサインを見逃してしまう事がないようにすることです。


更年期の症状は他の疾患の症状と同じ、またはとても似ている場合が多いので、
症状が重い場合、長引く場合は、その症状は体からの異常を訴える
サインであるので、きちんと受け止めて治療を行なうことが大事です。



特に、男性の更年期の場合は、他の病気と間違えられやすいものが多いといわれています。
男性の更年期の症状では、何にもやる気が起きなくなったり、
動悸や息切れがよく見られます。
これは自律神経失調症によく見られる症状ですが、糖尿病でもよく出る症状です。


また、バセドウ病と呼ばれる甲状腺機能亢進症といわれるホルモン代謝異常でも
見られる症状でもあります。
また神経症などのうつ病でも同様の症状が出てきます。
うつ病の場合は、身体的と言うよりも精神的な事から食欲不振、
やる気の無さ、倦怠感、また頻尿と言う、更年期の症状と同じような症状が現れます。


神経症にも色々あり、色んなことが心配になってしまう不安神経症や、
色々なことが気になりすぎるといった心気神経症と言うものがあり、
その判断はとても難しいものとなっています。


自律神経失調症と大きく違う点は、心理的な症状がメインで、
身体的症状はそれに伴い補足的にでると言った点でしょう。
こう言った心理的な症状が主立っている場合は、更年期の症状なのか、
精神的な病気なのか見極めるためには、専門医による判断が必要です。


また、更年期の症状として頭痛やめまいなどがありますが、
これは脳腫瘍の症状でもありますので、更年期の症状と思い軽く見ていると、
脳腫瘍の発見を遅らせる場合もあるので、一度医師に見てもらうことをお勧めします。