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更年期障害の症状 めまい

更年期障害では様々な症状が出ますが、めまいもその一つであり、
更年期障害の症状としても比較的頻度が高くなっています。


たかがめまいと思う人もいるかもしれませんが、めまいも日々続くようであれば、
例えば車の運転が出来なくなったり、高所の仕事をしている人ならば、
そういった仕事も危険になってくるように、日常生活に支障をきたします。



更年期の時期にめまいを経験し、頻繁に起こるようであれば、医師に相談しましょう。


一般的にめまいは二つに大別されます。
「回転性」と「浮動性」と呼ばれ、更年期に見られる症状は、浮動性である場合が殆どです。
浮動性のめまいとは、体全体が浮き上がるような感じを受けるめまいのことを言います。
場所や時間に関係なく症状が出るのも特徴です。


これは、更年期に伴うホルモンバランスの崩れ、自律神経の崩れから生じる症状と考えられています。
しかし更年期のこの年代では、脳梗塞や高血圧などの重篤な疾患を患っている可能性も高いので、
更年期の症状と甘く考えないで、症状が出た場合には早期の受診をお勧めします。


回転性のめまいとは、天井や壁がグルグルと回転しているように感じるめまいのことを言います。
この回転性のめまいの場合は、更年期を心配するよりも、
メニエール病など可能性のほうが高くなってきます。
吐き気を伴うのが特徴的なので、このような症状が出た場合は、耳鼻咽喉科での治療となります。


耳鼻咽喉科系で治療を要するものに突発性難聴があります。
理由が解らないのに聞こえが急に悪くなるのです。
更年期の年代になると、このように、めまいや耳鳴り難聴など、
内耳関係の症状が出ることがあるので、早めに医師に治療してもらうことが大切です。
度重なるめまいや耳鳴りなどを経験しても、更年期の症状なのか、
脳梗塞や脳腫瘍などの症状なのか、それとも耳鼻科関係の症状なのか、
自分で判断するのは難しいでしょう。


そういった場合は、いつものかかりつけの医師に相談するなり、
総合病院などの受付や相談窓口で症状を伝えてどこの科を受診すべきか
相談するなりして、まずは医療機関を訪れてください。