ようこそ! 「更年期障害」へ
ポータルトップ >  ホーム >  更年期を乗り切るために  > 更年期を和らげるために


更年期を和らげるために

更年期の症状は人それぞれであり、またその度合いも人によって違います。
全く気にするほどでない人もいれば、健康障害をもたらしたり、
精神的障害をもたらしたりする人もいます。
更年期は年齢を重ねれば仕方のないことかもしれませんが、
ちょっと努力で更年期の症状を和らげることが出来ます。



例えばタバコです。
タバコは更年期に関わらず、全ての年代において止められるのならば
止めたほうがいい物です。
タバコは「百害あって一利なし」です。
タバコによる肺がん発症のリスクが高まるのは周知のことですし、
タバコの煙が他人へ与える影響もあります。


喫煙によりニコチンが体内に入ると、血管を収縮させます。
また一酸化炭素を体内に取り入れれば動脈硬化の促進にもつながり、
特に更年期のこの時期での喫煙は注意をしたほうが良いです。
タバコを止めることにより過剰なストレスを受けるようではよくありませんが、
出来る範囲で徐々に減らしていく努力をしましょう。


食生活にも注意が必要です。
更年期のこの時期はとても太りやすい時期です。
生活習慣病にかかってしまわないように、食生活に注意をしましょう。


更年期は太りやすい時期だからといって1日2食に減らして
体重コントロールをしている人がいます。
しかし、この方法は間違った方法です。
朝食を抜くと体は飢えを覚えてしまい、体内にエネルギーを蓄えようと準備をします。
そして次に食事が入ってきたとき、つまり昼食をとった時にそのエネルギーを
必要以上に蓄えてしまい、それを消費し切れなければそれが脂肪分となって体に蓄積されていくのです。
結果として肥満に繋がります。


また同様な理由で一気にまとめて食べることもよくありません。
単純なことですが、更年期の時期は特に意識して、1日のなかで
朝・昼・晩とバランスよく食べるように心がけましょう。
更年期には様々な症状をもたらすので、基本的な食生活、
タバコを減らすなどのライフスタイルを見直して、上手く乗り切っていきましょう。