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更年期障害の治療

更年期の症状が出たならば、これを改善するためには医師による治療が最適です。
医師による更年期の治療はHRTと言われるホルモンを補充してゆく療法です。


女性の体は今まで卵巣から分泌されていたエストロゲンと言う
女性ホルモンで女性らしい体の機能を保ってきました。
加齢によりこのエストロゲンの分泌が減少し、体内のホルモンバランスが崩れると、
自律神経のバランスが崩れていきます。



そうすると、体が熱くなったり逆に冷えを感じたり、憂鬱な気分になったり、
イライラしたりと、なかなか自分を上手くコントロールすることが困難になってくるのです。
このような症状が出てきたら、医師による更年期障害の治療をすると良いでしょう。


更年期と認めることを嫌がる人も多いですが、HRTを行なうことにより
症状が改善して、とても楽になる人が多くいるのです。
しかし、あくまでも治療ですので、全ての人に行なえるわけでもありませんし、
副作用も当然あります。事前にこれらをきちんと頭に入れて起きましょう。


子宮がんや乳ガンの罹患歴がある人、または身内にいる人は医師に事前に伝える必要があります。
子宮内膜と乳腺はエストロゲンと密接な関わりがある組織なので、
この治療法がどんな影響を与えるか解らないからです。
このような場合は注意が必要ですし、HRTを受けられないケースも出てきます。


また、副作用に関してですが、エストロゲンが生殖器周辺に影響を与えることから
乳房が張る、生理様出血が出るなどの症状が出た場合は、必ず医師に相談しましょう。


HRT療法は閉経後直後に行なうのが最も効果が高いといわれています。
更年期の症状ばかりか、骨粗しょう症の改善に繋がったり、
女性ホルモンですので肌にのたるみがやや解消されたりと女性に嬉しい効果も期待できます。


更年期の症状が出たならば、1人で悩まずに医師による治療を受けることが
最も早い解決策となります。
恥ずかしがらずに医師に相談してみるといいでしょう。